受験を楽しもう!その2
偏差値60
といえば、そんなに楽なわけではないことはわかりますね?通っている中学校の違いもありますが、偏差値60とは、5教科すべてにおいて内申点5が求められます。体育や美術などで4をとったとしても、
肝心の5教科で4をとってしまうと、内申に大きく響きます。
ここで紹介したいのは、偏差値50だった生徒さんが60にまで伸びて見事合格したケースです。
②偏差値50から60への躍進
非常に性格がよくて誰からも、好かれる人懐こい生徒さんでした。面接練習にも何の問題もなく、問題は偏差値でした。
偏差値50から60へあげるのは、かなりの努力が必要です
。夏休み前に入会してくれた生徒さんだったので、長いスパンでプログラムを組むことができました。
この生徒さんに徹底して行ったのが、とにかく国語
でした。国語は私が国語の教師だったというだけでなく、全教科に問われる資質です。国語が苦手だと、数学の文章問題の読解も難しく感じられ、手がつけられないといく羽目になります。この生徒さんはY君という男の子でした。そして国語が大の苦手でした。
そこで行ったのが、説明文の要約を書かせることでした
。大手チェーンのフランチャイズ塾だったため、問題集は簡単に手に入ります。ちょっと横道にそれますが、塾に入るなら、やはり有名どころにするべきです。それなりの実績があるので、きちんとした指導が受けられます。とにかく、私はこの生徒Y君に徹底して要約を書かせました。興味をひく文章がいいなと思って、私はネット上から芸能ネタをひっぱってきました。Y君は大のAKB48のファンだったので、とにかくAKB48に関する記事をネットからもってきて、その文章の要約をさせました。
最初はボロボロでした。要約というのは、大人でも難しいものです。何百字という長文をたった200字に要約するのはかなりの力が必要です。そこで、最初は、キーワードをチェックするというところからはじめました。
キーワードとは、文章の中で何回も使われる重要な言葉を指します。キーワードにそって文章が作られ、たとえば私は「受験を楽しむ」というキーワードでこの文章を書いていますが、こう書くと誰でもガ「受験を楽しむ」というキーワードを探し当てることができますね。しかし、そんな簡単な文章はありません。自分で見つけなければなりません。
Y君は最初、そのキーワード探しにも苦慮していました。そこで、「その言葉がなかったら文章全体が意味不明になるんだよ
」とアドバイスしました。そうしたら、ようやくキーワードが探せるようになりました。
実はキーワードさえ探し出せればあとは要約は簡単です。ひとつふたつ大事な言葉を抜かしても大意がとれていればそれでよし。問題は、苦手な国語の文章に慣れさせるというのが狙いでした。
結果的に国語の読解力がついて、Y君は国語で偏差値50から57にまであげることができました
。それ以上はすでに受験直前で限界だったので、他の得意な教科、数学と社会で偏差値63をキープさせ続けました。
念願かなってY君は地元新学校偏差値60の高校に見事入学することができました。
苦手な分野こそ、楽しく勉強する。そのためには、きちんとした指導を受けることが大切です。塾を活用しようというジャンルと重なりますが、私はぜひ塾に通うことをお勧めします。
2012年01月02日
コメントは下のボタンを押して別ウィンドウから投稿できます。